子育てお役立ち

【保存版】赤ちゃんが発熱したら?原因・対処法・受診の目安をやさしく解説


はじめに

「うわっ、赤ちゃんが熱い!体温計見たら38度超えてる…どうしよう!」
育児初心者のパパママなら、一度は経験する“発熱パニック”。

赤ちゃんはまだ体の調整機能が未熟なので、発熱はよくあることです。

でも、原因や対処法が分からないと

「救急車呼んだ方がいいの?」

「病院は今すぐ行くべき?」

と心配になりますよね。

今回は、赤ちゃんの発熱の原因・対処法・受診の目安を解説します。

特に見落とされやすい「尿路感染症」についても触れていきます。


赤ちゃんが発熱するのはなぜ?主な原因

赤ちゃんの発熱は、体が「なんらかの敵(ウイルスや細菌)と戦っているサイン」。

主な原因にはこんなものがあります。

1.風邪(ウイルス感染症)

最も多いのが風邪。

鼻水や咳を伴うことが多いです。

免疫力がまだ弱いので、兄弟や親からうつることもあります。

2.突発性発疹

生後6か月~1歳半くらいに多い発熱。

突然39度くらいまで熱が出て、数日後に発疹が出ます。

熱が下がると「元気復活!」となることも。

3.中耳炎

風邪をきっかけに中耳に炎症が起こるケース。

発熱に加えて、耳を触ったり、不機嫌になったりするのがサインです。

4.尿路感染症(見逃し注意!)

意外と知られていないのが尿路感染症
おしっこの通り道に細菌が入り込み、腎盂腎炎などにつながることがあります。

特徴的なのは「発熱だけが続く」こと。

咳や鼻水がないのに高熱が出ているときは、この可能性を考える必要があります。


【重要】尿路感染症のサインとは?

尿路感染症は、放っておくと腎臓にダメージを与えることもあるため、早めの受診が大切です。

見分けるポイント

  • 咳や鼻水など風邪症状がないのに熱が高い
  • ぐったりしている
  • おしっこのにおいが強い、色が濁っている
  • 発熱が2日以上続いている

「ただの風邪かな?」と思っても、尿路感染症のことを頭の片隅に置いておくと安心です。


自宅でできる赤ちゃんの発熱ケア

「病院に行くまでの間、どうしたらいい?」というパパママのために、家庭でできるケアを紹介します。

1.水分補給をこまめに

発熱すると脱水になりやすいので、母乳・ミルク・白湯・経口補水液などをこまめに与えましょう。

2.室温と服装の調整

暑すぎても寒すぎてもNG。

室温は20〜25度くらい、服は一枚薄めを目安に。

汗をかいたら着替えさせてあげましょう。

3.無理に熱を下げない

熱は体が戦っているサイン。無理に下げなくてもOKですが、38.5度を超えてつらそうなときは解熱剤を検討

医師の指示に従って使いましょう。

4.冷やすなら「首・わき・足の付け根」

氷枕よりも、血流が多い部分を冷やすと効果的です。


受診の目安(いつ病院へ行くべき?)

赤ちゃんの発熱で最も悩むのが「病院に行くタイミング」。

以下のような場合は、迷わず受診をおすすめします。

  • 生後3か月未満で38度以上の熱
  • ぐったりして呼びかけに反応が弱い
  • 水分を受け付けない
  • 呼吸が早い、苦しそう
  • 発熱が2日以上続く
  • 咳や鼻水がなく高熱 → 尿路感染症の可能性あり

夜間や休日なら、小児救急電話相談(#8000)を利用するのも安心です。


パパママに伝えたいこと(ちょっと肩の力を抜いて)

赤ちゃんの発熱は、親にとってドキドキの大イベント。

でもほとんどは風邪などの軽い感染症で、時間とともに落ち着くことが多いんです。

「熱が出た=大ごと!」と焦る気持ちも分かりますが、
「赤ちゃんの体は免疫を育てているんだな」くらいに思えると、少し楽になります。

それに、病院で「ただの風邪ですね」と言われるのも、ある意味で“安心材料に”。

パパママが安心できるなら、それでOKです。


赤ちゃんの発熱チェックリスト

✅ 自宅でのケア

  • 水分(母乳・ミルク・経口補水液など)をこまめに与えている
  • 室温(20〜25度)・服装を調整している
  • 首・わき・足の付け根を冷やしている
  • 汗をかいたら着替えをさせている
  • 無理に解熱剤を使わず、つらそうな時のみ使用している

✅ 受診が必要なサイン

  • 生後3か月未満で38度以上の発熱
  • ぐったりして呼びかけに反応が弱い
  • 水分を受け付けない/おしっこが極端に少ない
  • 呼吸が早い、苦しそう
  • 発熱が2日以上続いている
  • 咳や鼻水がないのに高熱(尿路感染症の可能性あり)

✅ 相談・受診の目安

  • 夜間・休日は小児救急電話相談(#8000)を活用
  • 心配なら「ただの風邪」と言われても受診してOK

まとめ

  • 赤ちゃんの発熱はよくあること。多くは風邪や突発性発疹が原因。
  • ただし、尿路感染症のように発熱だけが続く病気もあるので要注意。
  • 自宅では水分補給・室温調整・必要に応じて解熱剤で対応。
  • 受診の目安を知っておけば、迷わず動けて安心。
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