子育てお役立ち

新生児の寝かしつけ方:夜泣きに悩むパパへ贈るやさしい工夫

はじめに 夜泣きとの出会い

赤ちゃんが生まれてすぐの頃は、その小さくて愛らしい姿に毎日癒やされますよね。
しかし同時に、ほとんどのパパママが直面するのが夜泣きです。

私自身、初めての子育てでこの“夜の演奏会”に戸惑いました。深夜の2時、3時…眠い目をこすりながら、なんとか赤ちゃんを落ち着かせようと必死に。


そんな中で見つけた、わが家流の寝かしつけのコツと、他のご家庭でも試せる方法をたっぷりご紹介します。


新生児が夜泣きする理由

まず、「赤ちゃんはなぜ泣くのか」

原因を解明しないことには始まりません。

我々大人は喜怒哀楽と感情がわかれており、特に悲しい気持ちと涙は密接にリンクしています。

しかし、新生児の感情はまだはっきり分かれていません。

快か不快かのどちらかです。

不快の時に泣きます。

快の時にはよく寝ています。

不快の理由はさまざまですが、よくあるのは次のようなものです。

  • お腹が空いた
  • オムツが濡れている
  • 暑すぎ・寒すぎ
  • 抱っこしてほしい←これがわかりにくい!
  • 光や音が気になる
  • 眠いのに寝られない

特に夜泣きの場合、「原因がはっきりしないこと」も多いんですよね。

「赤ちゃんは泣くもんなんだ、仕方ない」と、冷静に対応することが大切です。


寝かしつけの基本ポイント

夜泣き対策として意識したい基本は、次の3つです。

  1. 安心できる環境づくり
    部屋を暗くし、静かな空間に整える。ライトは暖色系にし、刺激を減らします。
  2. 寝る前のルーティン
    毎日同じ順番で寝かしつけを行うと、赤ちゃんが「これから寝るんだ」と理解しやすくなります。
    例:お風呂 → 授乳 → ゆったり抱っこ → ベッドへ
  3. 抱き方と揺れ方の工夫
    赤ちゃんは胎内で感じていた「ゆらゆら感」に安心します。揺れすぎはNGですが、優しく揺らすと落ち着くことがあります。

私の体験談①足でトントン作戦

わが子で特に効果的だったのが、「座って抱っこ+足揺らし」です。

夜中、どうしても寝てくれないとき、私はソファに座り、赤ちゃんを胸に抱きます。

そして、膝の上で軽く上下に揺れるように、足をゆっくり動かします。

貧乏揺すりのイメージですね。
これだけで、赤ちゃんの呼吸が徐々に落ち着き、2分もするとスヤスヤ…。

ポイントは、一定のリズムで小さな振動を与えること。胎内で聞いていた鼓動や母体の揺れを思い出すのか、うちの子は驚くほどすぐ眠ってくれました。


私の体験談②あなたが大好き離さない作戦

これは上手くいくときとそうでないときがありました。

打率は6割です。

座り抱っこの姿勢で手足を包み込むように抱きます。

泣こうがわめこうが抱き続けます。

ポイントは手足をバタバタさせないことと口や鼻は絶対に塞がないこと

胎内にいた頃を思い出すのか、徐々におとなしくなり、穏やかな表情になります。

単に暴れることを諦めたのかもしれませんが笑

ベッドで寝ているときも、手足をぎゅっと支えてパパやママのおなかを密着させてやると落ち着きます。


私の体験談③そろそろお時間です作戦

これは作戦と言うよりルーティーンの一つです。

就寝時、LEDの調光機能などで、部屋を徐々に暗くしていきます。

我が子の場合、急に暗くすると不安がって泣いたり、なかなか寝付けなかったりしました。

徐々に暗くすることで、就寝のペースをつかませるようにしました。

視力の弱い赤ちゃんも、光には敏感だったりします。

人は光によって睡眠をコントロールしていますので、人は暗いと眠く、まぶしいと起きるようにできています。

自然界は夜になるにつれて徐々に暗くなっていきます。

部屋の中も、同じように時間を追って暗くしていこうという作戦です。

我が子の場合は割と有効的でした。


その他のおすすめ寝かしつけ方法

ここからは、他のパパママにも評判の良い寝かしつけ方法をまとめます。

安全に配慮しながら、赤ちゃんに合ったやり方を試してみてください。

1. ホワイトノイズ

掃除機やドライヤーのような「サーッ」という音は、胎内で聞いていた血流音に似ており、赤ちゃんを安心させます。
最近はスマホアプリや専用マシンでも手軽に流せます。

2. おくるみ

体をやさしく包み込むと、手足のびくつき(モロー反射)を抑えられ、眠りやすくなります。
夏場は通気性の良い素材を選びましょう。

専用の寝具(スワドル)も売っています。

購入を検討してみるのも良いと思います。

3. 背中トントン

抱っこやベッドの中で、一定のリズムで背中をトントンすると落ち着きやすくなります。
強く叩かず、指の腹でやさしくがポイントです。

4. 添い寝(安全に)

お腹の横に寄り添い、体温や呼吸の音を感じさせると安心します。
窒息の危険がないよう、布団や枕の位置には細心の注意を。

5. 反復歩行

赤ちゃんを抱っこして、家の中を一定のペースで歩きます。立ち止まると泣く場合もあるので、少し長めに続けてみましょう。

6. 音楽・子守唄

パパやママの声は、赤ちゃんにとって世界一安心できるBGMです。歌が苦手でも大丈夫、低くゆっくりした声で「うーん」とハミングするだけでも効果があります。

7. ベビーマッサージ

手足や背中をやさしく撫でることで、安心感と眠気を促します。
お風呂上がりや寝る前のリラックスタイムにおすすめです。


夜泣き時の注意点

寝かしつけ中に意識しておきたいこともあります。

  • 焦らないこと
    「早く寝てほしい」という焦りは、意外と赤ちゃんにも伝わります。ゆったり構える心がけが大事です。
  • 安全第一
    揺らすときは強く振らない、赤ちゃんの首と背中をしっかり支えるなど、安心できる姿勢を保ちます。
  • 環境を変える勇気
    寝室でダメならリビングへ、真っ暗がダメなら薄明かりを…といったように、柔軟に切り替えます。

夜泣きと付き合う気持ちの持ち方

夜泣きは一時的なものです。数カ月もすれば、少しずつ睡眠のリズムが整い、夜まとまって眠ってくれる日も増えてきます。

私も、当時は「これがずっと続くのでは」と不安になりましたが、気づけば朝までぐっすり寝る日が当たり前になっていました。
だからこそ、今夜も泣いている我が子を見て、「この時期もあっという間だな」と思えるくらいの心の余裕を持つことが、パパのメンタルにも良いんです。


まとめ

  • 夜泣きは原因がはっきりしないことも多い
  • 安心できる環境と寝る前のルーティンが大切
  • 足揺らし作戦やホワイトノイズ、おくるみなど試せる方法は多い
  • 焦らず、安全に、柔軟に対応することが夜泣き克服の近道

夜泣きは、赤ちゃんが一生懸命成長している証でもあります。
今は大変でも、きっと「懐かしい思い出」に変わる日が来ます。パパとしてできることを一つずつ試しながら、この時期を大切に過ごしていきましょう。

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