子育てお役立ち

母乳のメリットとミルクの役割 〜初心者パパママへ贈る安心ガイド〜


はじめに

「母乳がいいの?ミルクでも大丈夫?」――

育児を始めたばかりのパパママが必ず一度はぶつかる疑問です。

ネット記事や先輩ママの意見を見ていると、「絶対母乳!」という声もあれば、「ミルクで十分!」という声もあって混乱してしまいますよね。

ここでは、母乳とミルク、それぞれのメリットや役割を整理し、育児初心者のパパママが安心して選べるよう、やさしく解説していきます。

途中には実際の育児での体験談も交えていきますので、「あ、うちもそう!」と共感してもらえたら嬉しいです。


母乳のメリット

  1. 免疫力アップ
    母乳には「免疫グロブリン」という成分が含まれており、赤ちゃんをウイルスや細菌から守ってくれます。
    • 生まれたての赤ちゃんは免疫力がまだ未発達。母乳はまるで“天然の予防接種”のような役割を果たします。
    • 息子が生まれたとき、丁度お盆の時期でコロナもはやっていました。家族みんなが風邪気味だったのに、母乳を飲んでいた息子だけは元気いっぱい。小さな体を守ってくれていたんだなあと実感しました。
  2. 消化吸収にやさしい
    赤ちゃんのお腹に負担がかかりにくく、便秘や下痢のリスクも少ないといわれています。赤ちゃんにとっては“特製オーダーメイドのごはん”という感じですね。
  3. ママの体にもメリット
    授乳中に分泌される「オキシトシン」は“愛情ホルモン”とも呼ばれ、ママの心をリラックスさせたり、子宮の回復を助けたりします。オキシトシンは「ぎゅっと抱っこして授乳する」ことで出やすくなるので、授乳はママと赤ちゃんの絆を強める時間でもあります。
    • 夜中の2時。眠い目をこすりながら赤ちゃんを抱っこして授乳していると、泣きじゃくっていた子がすーっと落ち着いて、安心したようにおっぱいを飲む姿にこちらも癒されました。正直、寝不足でつらい時間なのですが、あの瞬間は「母乳の力ってすごいな」と思えます。
  4. 経済的
    粉ミルクを買わなくても済むので、お財布にもやさしい。浮いたお金でパパがコーヒーを1杯多めに楽しめる…かもしれません(笑)。

ミルクの役割

「じゃあミルクはダメなの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。ミルクにはミルクの大事な役割があります。

  1. 栄養バランスが安定
    粉ミルクは研究が進んでいて、母乳に近い栄養が得られるよう設計されています。現代の粉ミルクは本当に優秀です。
  2. パパも授乳に参加できる
    ミルクを使えば、パパも哺乳瓶で赤ちゃんにミルクをあげられます。「夜中にパパが授乳してくれる」というだけで、ママはかなり助かるはず。パパとしても「自分も育児に参加してる!」という実感がわきます。
    • わが家では、夜の授乳を夫の私が担当しました。眠い目をこすりながら、何度粉ミルクをぶちまけたことか。赤ちゃんが安心してごくごく飲んでいる姿を見て、「私でも育児できるんだな」と自信を持った瞬間でした。
  3. 授乳スケジュールを立てやすい
    母乳はどのくらい飲めているか分かりづらいですが、ミルクなら量を計れるので安心です。保育園に通い始めるときも、哺乳瓶に慣れているとスムーズ。
  4. 外出先でも
    ミルクの場合、外出先でも人目を気にすることなく授乳できます。ママが出かける場合も、パパに授乳をお願いして、と臨機応変に対応できることは大きなメリットです。

母乳とミルクの「いいとこ取り」

実際の育児では「母乳だけ」や「ミルクだけ」ではなく、両方を組み合わせる家庭も多いです。例えば、日中は母乳、夜はミルクにすることで、ママが少し長めに眠れるように工夫するケースもあります。これを「混合育児」と呼びます。

混合育児なら、母乳の免疫メリットを活かしつつ、ミルクの便利さも取り入れられるので、“いいとこ取り”のスタイルです。

私たちもまさに混合育児でした。日中は母乳で抱っこ授乳とミルク。

夜はパパがミルクを担当。

赤ちゃんもすくすく育ち、私たち夫婦も睡眠を確保できました。

「母乳かミルクか」で悩むより、「どうやったら家族が笑顔で過ごせるか」を優先してよかったと思います。


パパにできること

母乳かミルクかに関わらず、パパの役割はとても重要です。たとえば:

  • 授乳中のママに水を差し出す
  • 夜のミルクを担当してママを休ませる
  • 「母乳が足りてるのかな…」と悩むママに「大丈夫だよ、一緒に考えよう」と寄り添う

授乳は「ママの仕事」と思われがちですが、“チーム戦”です。

パパが一歩踏み込んで関わることで、育児の安心感がぐっと増します。


まとめ

母乳には免疫力アップやオキシトシン効果などの大きなメリットがあります。一方で、ミルクも栄養バランスが整っていて、パパも授乳に参加できるという心強い役割があります。

大切なのは「母乳かミルクか」ではなく、赤ちゃんとママ、そしてパパにとって“心地よいスタイル”を見つけること。母乳が出にくいからといって自分を責める必要はありませんし、ミルクを選んだからといって不安に思う必要もありません。

赤ちゃんは、母乳でもミルクでも、愛情いっぱいに育ててもらえることが一番の栄養です。だから、安心して、自分たちに合った方法を選んでいきましょう。

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